2011年8月10日 更新

読者からのQ&A

Q この度、フィリピンの不動産を購入することになりました。
フィリピンナショナルバンク(PNB)
にて日本に住みながらも住宅ローンを受ける
ことができるとのことですが、どのようなものでしょうか?
A 要点は以下の通りです。
1)まず開発会社と不動産自体をPNBに伝えるPNBの東京オフィスにはリストがあって、開発業者+不動産の開発案件(プロジェクト)が登録されています。
購入を予定されている不動産がこのリストに載っていれば、基本的には購入金額の80%までローンがつきます。

このリストに載っていない場合でもローンの調達は不可能ではありません。しかし、不動産の内容チェックに、非常に長い時間がかかるとのことです。(実質的には不可能かもしれません)

2)ローンの申し込み
必要書類と一緒に、申込用紙を提出します。
申込用紙自体は英語で書きますが、説明書は日本語でも書かれています。

3)審査
不動産自体は1)でチェックしているので、審査の内容は購入者の返済能力のチェックとなります。
1カ月〜3カ月かかるとのことです。

4)ローンの条件
金利は毎月見直し(変動金利)で、円のプライムレート+5%です。
2011年8月現在で、6.5%とのことです。
期間は20年程度が最長とのこと。但し、購入者が65歳になるまでが期限となります。
したがって、もし購入者が50歳の場合、ローン期間は最長でも15年間となります。

5)ローンの執行について
購入金額の80%を住宅ローンで支払う場合、PNBから業者の口座に購入金額の80%が直接送金されます。購入者の銀行口座を経由しません。
購入者は別途20%を業者に支払うことになります。

6)ローンの返済について
日本円にて返済します。
Q フィリピンは物価上昇率が高いため、フィリピン国内のドル定期預金の金利も高いのでしょうか? A ドル預金の金利は、高くありません。
2011年7月現在のドル預金金利は、30日で0.75%、180日で1%、1年で1.25%程度です。
これはドル金利は米国の中央銀行の金融政策によって決まっているためです。
Q PRA退職者プログラムの申請書に必要な預金額が、50歳以上で年金受給者は、10,000ドルで良いのですか?記事によっては50000$とか有りますが? 合計でいくら用意すれば良いのでしょうか? A  PRAビザには以下の4通りがあります。どれになるか(どれを選ぶか)で、必要となる預金額は異なります。但し、50歳以上であれば、最高でも20000ドルの預金があれば大丈夫です。
(1)SRRV プラン(従来の改正版)
(2)年金受給者プラン
(3)SRRVスマイルプラン
(4)SRRVヒューマンタッチプラン
上記の4プランの詳細については、下記のウェブサイトをご参照ください。
http://www.cityac.com/happyrt/pra/pra-plan.htm
Q フィリピン退職ビザの取得を考えていますが、現在会社員の為、なかなか長期の休みが取れません。
今度休み(土日を含む6日間)でマニラに行く予定です。この日数ではビザ所得は無理でしょうか?
A ビザ取得のために必要な期間は最低でも10営業日(土日など休日を含まない)です。
従いまして、最低でも合計2週間程度の休暇が必要となります。
また、2度に分けてフィリピンに行く場合でも、1回目は数日の滞在で問題ありませんが、2回目はやはり2週間程度の日数が必要となります。
Q フィリピンの銀行から日本の銀行に送金する場合何日かかりますか? A 海外の銀行から日本の銀行に送金する場合、一般的に一週間から10日程度かかります。
 ちなみに、フィリピンナショナル銀行に問い合わせたところ、フィリピン国内のフィリピンナショナル銀行から日本支店まで、送金に2-3日かかるとのことでした。
 マニラの国際空港から、国内線への乗り換えについて教えてください。  フィリピン航空の場合、国際線と国内線のターミナルが同じなので、乗り継ぎは簡単です。また、ターミナル内に案内もあるそうです。(但し日本語対応ができるかどうかは不明です)
JALなどでいく場合には、ターミナルが違います。その場合タクシーなどで移動することになります。


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