![]()
〈フィリピンニュース〉 ペソ:史上最安値に、12日の終値1ドル=59.170ペソ 汚職の広がり、政局混乱懸念、景気鈍化等背景にペソ安 ペソ安はフィリピン社会にどのような影響があるのか注目です。 2025年11月12日のペソ対米ドル終値は、1米ドル=59.170ペソで、前営業 日の58.985ペソから0.185ペソ続落した。加重平均レートは、1米ドル=59.027 ペソで、前営業日の58.931ペソから0.096ペソ反落。出来高は、前営業日比 16%増の17億1,637万米ドルであった。 台風連続襲来、汚職騒動、政局混乱懸念、景気鈍化、追加利下げ観測な どを背景にペソは終値、加重平均ともに下落、終値ベースでは、10月28日に 記録した過去最安値59.130ペソを更新した。[WCL Solutions (Phil.) Corp.] 続きはこちら https://pheconomist.com/topics_detail8/id=95033 〈フィリピンイベント情報〉 ミニオンズ・ラン 2025 2025年11月30日 ミニオンズラン2025で楽しさとエネルギー、興奮の世界に足を踏み入れま しょう。 この家族向けのイベントでは、あらゆる年齢のランナーを、愛らしいミニオン たちと一緒に、鮮やかな色彩、遊び心あふれるサプライズ、そしてインタラク ティブな体験に満ちた忘れられない冒険へとご招待します。ランニングのあら ゆるステップが、喜びと笑い、そしてバナナをテーマにした楽しさでいっぱい になり、ミニオンの世界を生き生きと再現します 詳細はこちら https://raceroster.com/events/2025/108535/minions-run-2025 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」 の2025年10月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場 の状況は下記の通りです。 ■フィリピン株式市場 10月のフィリピン株式市場は、割安感から押し目買いが入り反発して始まりました。その後、同国中央銀行が4会合連続で 0.25%の利下げを決めたものの、市場心理の好転にはつながりませんでしたが、中旬には8月の海外出稼ぎ労働者からの送金額が 前年同月比3.2%増へと前月から加速したことや、一部の主要企業が市場予想を上回る7-9月期決算を発表したことなどを受けて 持ち直しました。しかし下旬に入ると、洪水対策など公共事業を巡る汚職問題の政治・経済への影響などが懸念され、米利下げ観 測の後退もあり、下落基調となりました。押し目を拾う動きも見られましたが、10月末のフィリピン総合指数は前月末比0.40%安の 5,929.68ポイントとなりました。 為替市場では、通貨フィリピンペソはドルに対して横ばい圏で推移していましたが、下旬にはフィリピン国内の汚職問題や追加利下 げ観測、米政府によるロシア石油大手への制裁を受けた原油価格の反発などを背景に下落しました。一方ドル円相場は、積極財 政と金融緩和を志向する高市氏が自民党総裁に選ばれ、首相に指名されたことや、日銀が追加利上げに慎重との見方が広がった ことでドル高・円安が進みました。フィリピンペソの対円レートは、月間で2.1%高となりました。 ■運用状況 10月の当ファンドの基準価額は、フィリピンペソが対円で反発したことや、運輸株や公益事業株が堅調だったことなどにより2.3%の 上昇となりました。 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら高位を維持し、10月末時点での保有銘柄数は21となり ました。業種別組入比率は、銀行セクターを27.5%、資本財セクターを19.4%、運輸セクターを15.6%としました。個別銘柄では、 割安感があると判断した資本財株の買い増しを行いました。 ■今後の見通し 7-9月期のフィリピンの実質国内総生産(GDP)は、台風など自然災害が相次いだことや、汚職調査などで公共事業に遅れが 生じたことを背景に前年同期比4.0%増と、4-6月期の5.5%増から減速しました。足元でも台風被害が発生するなど注意が必要 ですが、同国政府は年末から来年にかけて経済活動の持ち直しを見込んでいます。10月の製造業購買担当者景気指数 (PMI)は50.1と前月から持ち直し、好不況の分かれ目とされる50を回復しました。一方、10月の消費者物価指数(CPI)上 昇率は前年同月比1.7%と、前月と同水準にとどまり、同国政府目標(2-4%)を下回る水準で推移しています。こうした環境下、 フィリピン中央銀行は今後も景気の維持を目指して追加利下げの機会をうかがうと思われます。トランプ米政権による関税政策など 世界経済を巡る不確実性やフィリピン国内政局の不透明感などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況です が、予想PER(株価収益率)は10月末時点で9.1倍(12ヵ月先市場予想ベース)と過去10年平均の14.5倍を大きく下回り、 割安感が強いとみられます。 今後の運用方針としましては、底堅い業績が続くと見込まれる銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。 また、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会 社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
|