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〈フィリピンニュース〉 比の男女平等度は世界20位、アジアでは引き続き断トツ 前年から5ランク上昇、中・高教育機会平等度で世界首位 日本も少しフィリピンを見習いたいものです。 スイスの経済研究機関「世界経済フォーラム(WEF)」は、6月12日、世界各国 の政治、社会、経済面での男女格差を総合的に評価した「世界男女格差報 告書(ジェンダーギャップレポート)2025年版」を発表、そのなかで、男女平等 度を指数化、ランキングにしている。 東アジア諸国は、フィリピン20位(0.781)、シンガポール47位、モンゴル65位、 タイ66位、ベトナム74位、東ティモール86位、ラオス96位、インドネシア97 位、韓国101位、中国103位、カンボジア106位、ブルネイ107位、マレーシア 108位、日本118位(0.666)とランクされている。日本は前年と同順位、依然 東アジアで最下位であった。女性の国会議員数が減少したこと、女性管理 職の比率が低いこと、女性首相を出していないこともあって、主要先進国の 中でも引き続き最下位だった。 フィリピンは上記のように20位で前年(25位/146カ国・地域)から5ランク上 昇、依然アジアでは断トツであった。ちなみに、2006年〜2008年が6位、 2009年と2010年が9位、2011年と2012年が8位、2013年が5位、2014年が9 位、2015年と2016年が7位、2017年が10位、2018年が8位、2019年が16 位、2020年16位、2021年17位、2022年19位、2023年16位、2024年25位、 そして2025年20位と推移している。[WCL Solutions (Phil.) Corp.] 続きはこちら https://pheconomist.com/topics_detail8/id=91988 〈フィリピンイベント情報〉 スービックベイ・フード・フェスティバル Subic Bay Food Festival 2025 Every FRI to SUN [会場] Subic Bay Boardwalk Area, Subic Freeport Zone, Zambales Province 毎週金曜日から日曜日、午後4時から深夜0時までスービックベイ・ボード ウォークで開催されているフードフェスティバル。30を超える屋台が並び、 ローカル&国際色豊かな料理を楽しめる。 詳細はこちら https://www.facebook.com/BanchettoSubicBay2022/ 〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉 キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」 の2025年5月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場 の状況は下記の通りです。 ■フィリピン株式市場 5月のフィリピン株式市場は、4月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比1.4%へと鈍化したことなどが好感され上昇 して始まりました。1-3月期の実質国内総生産(GDP)が前年同期比5.4%増と市場予想(5.7%)をやや下回ったことが嫌気 される場面もありましたが、米中両政府が相互関税の一時引き下げで合意したことなどを背景に上昇に転じました。しかし月半ば以 降は、短期的な利益確定の動きが出たこと、米大手格付け会社による米国債格下げの影響が懸念されたこと、12日投開票のフィ リピンの統一国政・地方選挙(中間選挙)で苦戦したマルコス大統領が体制刷新に向けて全閣僚に辞表の提出を要請したことで 政治不安が台頭したことを受けて下落基調となりました。その後、割安感から押し目買いが入ったことや主要な経済閣僚の留任が 決まったことなどを背景に持ち直しましたが、月末には米関税政策の不透明感などから反落し、5月末のフィリピン総合指数は前月末 比0.21%安の6,341.53ポイントとなりました。 為替市場では、米国債の格下げや大型減税による米財政悪化への警戒感などを背景に通貨フィリピンペソは対ドルで上昇しまし た。月末にかけては、フィリピンの追加利下げ観測などから下落に転じましたが、月間では小幅に続伸しました。一方ドル円相場は、 米財政悪化が懸念され、ドル安・円高が進む場面もありましたが、米国際貿易裁判所によるトランプ関税の差し止め命令などを受 けて一旦ドル高・円安に転じ、月間でも小幅なドル高・円安となりました。フィリピンペソの対円レートは月間で1.62%高となりました。 ■運用状況 5月の当ファンドの基準価額は、フィリピンペソが対円で上昇に転じたことや、運輸株や銀行株が反発したことなどにより4.7%の上 昇となりました。 株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら高位を維持し、5月末時点での保有銘柄数は21となりま した。業種別組入比率は、銀行セクターを31.6%、資本財セクターを21.0%、不動産管理・開発セクターを11.4%としました。個 別銘柄では、銀行株や公益事業株、運輸株などの一部利益確定の売却を行いました。 ■今後の見通し 1-3月期のフィリピンの実質GDPは、個人消費の加速や5月の中間選挙を前にした政府支出の2桁成長などにより前年同期比 5.4%増と前期の同5.3%増(改定値)を上回り、底堅さをみせています。また、5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は 50.1へと低下し注意を要するものの、好不況の分かれ目とされる50を2ヵ月連続で維持しました。一方、5月のCPI上昇率は前年 同月比1.3%と前月から鈍化を続け、同国政府目標(2-4%)を下回る水準で推移しています。こうした環境下、フィリピン中央 銀行は今後も景気の維持を目指し、追加利下げの機会をうかがうと思われます。トランプ米政権による関税政策など世界経済を巡 る不確実性やフィリピン国内政局の不透明感などを踏まえれば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER (株価収益率)は5月末時点で9.7倍(12ヵ月先市場予想ベース)と過去10年平均の14.9倍を大きく下回り、割安感が強い とみられます。 今後の運用方針としましては、堅調な業績が続くと見込まれる銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。 また、同国GDPの8割弱を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。 下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。 http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会 社から投資できます。 http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html <フィリピンリタイアメント情報> ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。 http://www.cityac.com/happyrt/index.html <退職ビザ、現地の視察> バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。 メールアドレス: ito@barontravel.jp その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。 ehaya001@hotmail.com
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