〈フィリピンニュース〉


11月の失業率3.6%で過去最低、初の3%台に

11カ月平均4.5%(前年5.5%)、年間でも過去最低へ


フィリピン経済は好調で、コロナ前を超える失業率の低さとなっています。

フィリピン統計庁(PSA)は1月9日、2023年11月の労働力調査(LFS)速報を発

表した。それによると、2023年11月の15歳以上の失業率は3.6%(速報値)

で、前月(2023年10月)及び前年同月の4.2%から0.6%ポイント低下した。

 2023年11月の失業率3.6%は、2005年4月に現行集計基準を採用してから

の18年半での最低記録であり、初の3%への低下となった。これまでの最低

記録は前月と前年同月の4.2%であった。2023年11カ月間の平均失業率は

4.5%で、前年同期の5.5%から更に低下した。年間でも、これまでの最低で

あったコロナパンデミック直前2019年の5.1%をかなり下回ることが確実であ

る。[WCL Solutions (Phil.) Corp.]


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https://pheconomist.com/topics_detail8/id=84383




〈フィリピンイベント情報〉


アティ・アティハン・フェスティバル

Ati-Atihan Festival

 

1月20日(土)・21日(日)

[会場] Pastrana Park, Kalibo, Aklan Province

13世紀、ボルネオ島のマレー人がパナイ島に入植し、先住民アティ族が友

好的な関係を結んだことを祝して踊ったのを起源とする祭り。その後1500年

代にスペイン人によってパナイ島に持ち込まれたサントニーニョ像を祝福する

祭りとなった。期間中、グランドパレードや人々がヘビのように踊るネバー・

エンディング・スネークダンス、フード・フェスティバルなどが行われる。




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファン

ド」の2023年12月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場

の状況は下記の通りです。


12月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。

フィリピン総合指数は前月末比+3.64%となる6,450.04ポイントで引けています。

■フィリピン株式市場

12月のフィリピン株式市場は、11月の消費者物価指数(CPI)上昇率が前年同月比4.1%と前月の同4.9%から伸びを

鈍化させたことが好感されましたが、その後材料出尽くし感から売りに押されることとなりました。しかし月半ばには、米連邦準備

理事会(FRB)とフィリピン中央銀行がそれぞれ政策金利を据え置き、米国では利下げ観測が高まる中、上昇に転じました。

10月の海外労働者からの送金が前年同月比3.0%増と市場予想をやや上回ったこともサポート材料となり、12月末のフィリ

ピン総合指数は前月末比3.64%高の6,450.04ポイントとなりました。

為替市場では、米利下げ観測が高まる中、海外労働者からのフィリピンへの送金需要もあり、フィリピンペソは対米ドルで底

堅さを示しました。一方、日銀が早期にマイナス金利解除に踏み切るとの思惑や、7-9月期の米実質国内総生産(GDP)

の下方修正などから米ドル安・円高が進行し、フィリピンペソの対円レートは月間で3.80%安となりました。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、12月末時点での保有銘柄数は

24となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを26.2%、資本財セクターを25.9%、不動産管理・開発セクターを

15.3%としました。個別銘柄では、業績の先行き不透明感のある資本財株を一部売却しました。

■今後の見通し

フィリピンの実質GDPが底堅い内需を支えに4-6月期の前年同期比4.3%増から7-9月期には5.9%増へと加速しました。

また、12月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.5と前月からやや低下しましたが、好不況の分かれ目とされる50

を4ヵ月連続で上回っています。一方、12月のCPI上昇率が前年同月比3.9%と、同国政府目標(2-4%)の範囲内に収

まってきたこともあり、同国中央銀行は当面政策金利を据え置くものと見込まれます。世界経済を巡る不確実性などを踏まえ

れば、同国株式市場の先行きも予断を許さない状況ですが、予想PER(株価収益率)が12月末時点で11.1倍(12ヵ月

先市場予想ベース)と、過去10年平均の15.9倍を大きく下回る水準にあり、割安感が強いとみられます。

今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。また、

同国GDPの7割を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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