〈フィリピンニュース〉


マニラ湾での埋め立てを凍結 環境破壊や中国企業の関与で

マルコス大統領がマニラ湾沿いで進められている埋立事業を全て一時凍結

すると表明


中国に対する警戒感が広がっているようです。

 マルコス大統領は7日、洪水被災地の視察でブラカン州を訪問した際、マ

ニラ湾で進められている埋め立て事業を一つを除きすべて一時凍結するよう

指示したことを明らかにした。

 多数の埋め立て事業がブラカン州を含むルソン地方中部や首都圏で頻発

する洪水被害の要因の一つになっていると指摘されていることや、今月1日

に在フィリピン米国大使館が、南シナ海の環礁を軍事基地化する事業などに

関わったとして米国からブラックリスト指定を受けている中国交通建設(CCC

C)が埋め立て事業に関与していると比政府や関係者に注意を促す声明を

出したことなどを受けた措置とみられている。10日付英字紙インクワイアラー

が報じた。(日刊まにら新聞)



続きはこちら

https://www.manila-shimbun.com/category/society/news272266.html




〈フィリピンイベント情報〉


ダイビング・リゾート・トラベル・エクスポ

DRT Show Philippines


8月18日(金)〜20日(日)

[会場] SMX Convention Center, Pasay City

アジア最大級のダイビング&リゾートエクスポ。最新のダイビング器材の展

示や海中写真展、ダイビング用品から海をモチーフにした雑貨の即売会

「オーシャン・カルチャーフェア」、さらに子どもが楽しみながら海の環境につ

いて学ぶことができるキッズ・ゾーンも。チケットはウェブサイト(QRコード)か

ら。


詳細はこちら

https://www.drtexpo.com/philippines




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファン

ド」の2023年7月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の

状況は下記の通りです。


7月のフィリピン株式市場は月間ベースで上昇しました。

フィリピン総合指数は前月末比+1.91%となる6,591.47ポイントで引けています。

■フィリピン株式市場

7月のフィリピン株式市場は、米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締めが長期化するとの観測が強まり、下落して

始まりました。しかし中旬には、米物価指標がインフレ鈍化を示したことで利上げ長期化への警戒感が和らいだことや、中国当

局が融資繰り延べなど不動産市場向けの金融支援策を一部延長したことなどで上昇に転じました。その後、5月の海外労働

者からの送金が前年同月比2.8%増と市場予想を下回ったことなどが警戒される場面もありましたが、堅調な企業決算に加

え、マルコス大統領が施政方針演説で改めて積極的なインフラ投資を表明したことなどを受けて持ち直しました。7月末のフィリ

ピン総合指数は前月末比1.91%高の6,591.47ポイントとなりました。

為替市場では、米利上げ長期化への警戒感が和らぐ中、フィリピンペソの対米ドルレートは上昇しました。しかし、日銀の政

策修正観測もあり、米ドル安・円高が進行したことから、フィリピンペソの対円レートは月間で1.98%安となりました。

■運用状況

株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、7月末時点での保有銘柄数は25

となりました。業種別組入比率は、銀行セクターを27.0%、資本財セクターを26.4%、不動産管理・開発セクターを14.2%

としました。個別銘柄では、これまでの利上げの悪影響等が警戒される不動産株などを一部売却した一方、中長期的に安定

した業績成長が期待される食品株を買い増ししました。また、資本財セクターで株価に割安感があると判断した銘柄への一部

シフトを行いました。

■今後の見通し

フィリピンの4-6月期の実質国内総生産(GDP)はインフレや利上げの累積効果などにより前年同期比4.3%増へと減速

しましたが、7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は51.9へと前月から上昇し、23ヵ月連続して好不況の分かれ目と

される50を上回っています。一方、7月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同月比4.7%へと鈍化を続けており、フィリ

ピン中央銀行はこれまでの利上げの効果を見極める姿勢を示しています。こうした中、フィリピン総合指数でみた2023年の1

株当たり利益(EPS)成長率(市場予想ベース)は+13.9%と、堅調な増益が見込まれています(7月末時点)。予想

PER(株価収益率)が7月末時点で11.9倍(12ヵ月先市場予想ベース)と、過去10年平均の16.1倍を大きく下回る

水準にあり、割安感が強いとみられます。もっとも、世界経済の先行き不透明感などを踏まえれば、フィリピン株式市場の先行

きも予断を許さない状況です。7月の同国コアインフレ率は前年同月比6.7%へと鈍化しましたが、なお高水準にあり、国内物

価や通貨ペソの動向などにも注意を払う方針です。

今後の運用方針としましては、好業績が期待される銀行株を中心に金融セクターの高めのウェイトを継続する方針です。また、

同国GDPの7割を個人消費が占めるなど、経済の牽引役とも言える消費関連銘柄にも引き続き注目していきます。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/ph_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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