〈フィリピンニュース〉


「制限強化のGCQ」に緩和 きょうから首都圏と近隣4州


フィリピンではコロナ感染者数が減少傾向にあり、徐々に規制緩和を始めています。

 ドゥテルテ大統領は、新型コロナ対策の防疫地域区分見直しに伴い、首都圏とブラカン、カビテ、ラグナ、リサールの近隣4州を15日から一般防疫地域(GCQ)に変更することを承認した。

期限は5月31日まで。

13日夜の国営テレビの国民向け演説で発表された。

 14日までの修正防疫強化地域(MECQ)指定より1段階緩和され、4段階中2番目に緩い区分に約1カ月半ぶりに戻るものの、従来より「制限を強化したGCQ」と説明。

各種規制の解除が進み、フィリピンの社会・経済が本格的に再稼働するかは不透明だ。

 新型感染症省庁間タスクフォース(IATF)広報担当のロケ大統領報道官の声明によると、首都圏と近隣4州では15日から店内飲食が座席数の20%(14日までは10%)、屋外での飲食は座席数の50%になる。

 観光省管轄の市場も再開でき、宗教の集まりや、新型コロナ感染以外の原因で死亡した人のための葬儀などは、会場定員の10%まで認められる。

 美容院などのケアサービスや屋外観光施設、接触を伴わない屋外スポーツ施設は引き続き定員の30%以下で営業が可能だ。

 しかし、バーやコンサートホール、劇場、ネットカフェ、ゲームセンターなどの娯楽施設、遊園地、屋内スポーツ、展示会、会議などは14日までと同様、許可されない。(日刊まにら新聞)


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http://www.manila-shimbun.com/category/society/news257483.html




〈フィリピンの株式市場および経済情報について〉


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2021年4月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


4月のフィリピン株式市場は月間ベースで下落しました。 

フィリピン総合指数は前月末比▲1.12%となる6,370.87ポイントで引けています。

■フィリピン株式市場4月のフィリピン株式市場は、新型コロナウイルス感染者が増加する中、ポジティブな材料もなく軟調な相場展開となりました。

ドゥテルテ大統領は、4月11日までマニラ首都圏、ブラカン州、リサール州、カビテ州、ラグナ州でのECQ(強化されたコミュニティ隔離措置)を延長しました。

その後、外出移動制限緩和が発表されるも、感染者数の増加に歯止めがかからないことなどが引き続き重しとなりました。

4月末のフィリピン総合指数は前月末比1.12%安となる6,370.87ポイントで引けています。

■運用状況株式組入比率は、市場の流動性や個別銘柄の成長性を考慮しながら、高位を維持し、4月末時点での保有銘柄数は26となりました。

業種別組入比率は、資本財セクターを26.0%とし不動産セクターを23.9%としました。

個別銘柄では、組入上位銘柄に大きな変動はありません。

■今後の見通しフィリピンでは、首都圏とその周辺地域に課されていた隔離措置ECQを4月12日から30日までMECQ(修正を加えた、強化されたコミュニティ隔離措置)に変更し一段階緩和されたことに加え、夜間外出禁止令も午後8時から午前5時までに緩和されています。

フィ リピン株式市場は、新型コロナウイルス感染症の影響もあって年初から10.77%下落(4月末のフィリピン総合指数6,370.87ポイント)したもの の、新型コロナウイルスワクチンの調達や「企業復興税優遇法案(CREATE)」によって東南アジア諸国で最も高い法人税を最大20%まで引き下げること で企業業績の改善が見込まれるため、年末に向けて大幅に上昇していくと見ています。

運用方針としましては、GDP全体の約7割を個人消費が占めるほど、フィリピンは消費が活発なことから、引き続き消費関連セクター(消費者サービス・生活必需品・家庭用品)のオーバーウェイトを維持する予定です。


下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com






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