<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2014年2月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


好調な企業業績などを好感し、2月のフィリピン株式市場は続伸しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株

価指数は前月末比6.4%上昇し、6,424.99ポイントで終えました。また、通貨フィリピン・ペソは、2月末に2.28円(投信

協会発表値)と、前月末比0.4%のフィリピン・ペソ高/円安となりました。


■フィリピン株式市場

2月のフィリピン株式市場は、前月に続き、上昇しました。堅調な内需を支える、海外出稼ぎ労働者

(Overseas Filipino Woker)からの送金が順調に増えていることや、好調な企業業績が相次いで発表されたこと

などを好感し、当月もフィリピン株式市場は上昇トレンドを継続しました。代表的な株価指数であるフィリピ

ン総合株価指数は前月末比6.4%上昇し、6,424.99ポイントで終えました。

主要銘柄の中では、代表的な内需関連銘柄である、食品大手のユニバーサル・ロビナの株価が、特に大きく

上昇しました(前月末比18.5%の上昇)。一方、鉱業大手のフィレックス・マイニングは、銅価格の下落など

を嫌気し、軟調な展開でした(同5.9%の下落)。

■フィリピン経済

フィリピン中央銀行は、海外出稼ぎ労働者(Overseas Filipino Woker)が2013年にフィリピンへ送金してき

た金額が227.6億ドル(前年比+6.4%)に達したことを公表しました。海外出稼ぎ労働者の人数が増えており、

職務内容も徐々に高度化しつつあることなどから、海外出稼ぎ労働者からの送金額は増え続けています。昨年

も、12年連続で過去最高額を更新しました。

■今後の見通し

昨年11月にフィリピン中部地方に襲来した大型台風の被害が甚大であったことから、今年前半のフィリピン

経済にはそのマイナスの影響がまだ残る見込みです。しかし、本年は、世界経済が全般的に回復に向かってい

ると見込まれる上、フィリピン国内では、前述の台風被害からの復興需要が立ち上がってくる予定であること

などから、今年後半のフィリピン経済は、再度、成長を加速することが期待されています。今後も高い成長が

期待できるフィリピン経済の見通しなどを踏まえれば、基本的にフィリピン株式市場も引き続き堅調な展開を

辿ると見込まれます。



下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com




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