<フィリピンの株式市場および経済情報について>


キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年7月の月次レポートに
よれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。


当月のフィリピン株式市場は、反発しました。米国の量的金融緩和政策が継続される可能性が高まったことなどを好

感し、代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比2.7%上昇し、6,639.12ポイントで終えました。


■フィリピン株式市場

7月のフィリピン株式市場は反発しました。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は前月末比

2.7%上昇し、6,639.12ポイントで終えました。米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長の議会証言を

契機に、米国の量的金融緩和政策が継続される可能性が再度高まったことなどを好感し、フィリピン株式市場

は上昇しました。

フィリピン総合株価指数の構成銘柄の中では、リゾート開発関連のブルームベリー・リゾート(前月末比

+32.2%)や不動産大手のロビンソンランド(同+12.3%)などの株価が、特に上昇しました。一方、マニラ電

力(同▲13.1%)や鉱山大手のセミララマイニング(同▲10.0%)などの株価は下落しました。なお、当ファ

ンドは、中長期的な視点に立ち、引き続き、インフラ関連セクターや消費関連セクターなどを中心にポート

フォリオを構築しました。

■フィリピン経済

フィリピン情報技術ビジネス・プロセス協会(IBPAP)は、本年のビジネス・プロセス・アウトソーシング

(BPO)産業の売上高が約158億ドル(前年比+22%)に達するとの予測を発表しました。ソフトウエア開発や

アニメーション制作、医療情報管理などの受託サービスが拡大するとの見通しです。IBPAPは、2016 年までに

BPO産業の売上高を250 億ドルに引き上げることを目標としています。また、BPO産業の拡大に伴い、オフィ

ス・スペースに対する需要も高まっており、一部地域ではオフィス不足に陥る可能性も指摘されています。当

ファンドは、不動産大手のメガワールドにも投資しています。

■ 今後の見通し

フィリピン株式市場は、中長期的に引き続き注目できるとの見方に変更はありません。1.堅調な個人消費に

加えてインフラ投資も活発化して来たことから、今後も高い経済成長を達成できる見込みであり、2.これを背

景に企業収益も順調に伸びて行くことなどが期待できるからです。フィリピンの良好な経済ファンダメンタル

ズには変わりがなく、これを株式市場も再度評価すると見込まれることから、今後も基本的に堅調な相場展開

を見込んでいます。



下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。

http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf


フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。

http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html


<フィリピンリタイアメント情報>

ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。

http://www.cityac.com/happyrt/index.html


<退職ビザ、現地の視察>

バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。

メールアドレス: ito@barontravel.jp


その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。

ehaya001@hotmail.com


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