<フィリピンの株式市場および経済情報について>

キャピタル・アセット・マネージメント社の運用している、「フィリピン株式ファンド」の2013年1月の月次レポートによれば、フィリピン経済および株式市場の状況は下記の通りです。

フィリピン株式市場は、1月も好調な相場展開でした。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は、前月末比7.4%上昇し、先月に続き、再び史上最高値を更新しました。

■フィリピン株式市場: 先月に続き、史上過去最高値を更新
フィリピン株式市場は、1月も好調な相場展開でした。代表的な株価指数であるフィリピン総合株価指数は、前月末比7.4%上昇し、6242.74ポイントで終えました。12月に続き、史上最高値を更新しました。
米国が財政の崖の回避で合意したことや、格付け会社による格上げ期待などが背景にあります。また1月は、不動産大手のメガワールド(前月末比+21.6%)、多角的経営企業のアライアンス・グローバル(同+12.9%)、インフラ事業を手掛けるメトロ・パシフィック・インベストメンツ(同+16.8%)などの銘柄が、特に上昇しました。当ファンドの投資戦略としては、フィリピンの好調な経済を引き続き予想し、インフラ事業を行っているメトロ・パシフィック・インベストメンツや、不動産業のアヤラ・ランド並びにメガワールドなどを中心に組み入れました。
■フィリピン経済: 引き続き好調に推移
(1)GDP成長率は、前年比+6.6%に加速
国家統計調整局(NSCB)は1月31 日、昨年の実質国内総生産(GDP)の伸び率が前年比+6.6%だったと発表しました。2011年の同+3.9%から加速し、政府目標の5〜6%も超えました。需要面では、海外出稼ぎ労働者からの送金に支えられて、GDPの7割強を占める個人消費が引き続き好調でした。経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)は今年も良好な見通しで、フィリピン政府は前年比+6〜7%のGDP成長率を目標とする見通しです。
(2)上場企業の1〜9月期決算は、前年同期比+17.9%の増益
フィリピン証券取引所(PSE)が発表した、上場企業の昨年1〜9月期における純利益の合計は、前年同期比+17.9%の3,771 億ペソ(約8,200 億円)でした。前年同期比2ケタの増益トレンドを継続し、引き続き良好な結果でした。
■ 今後の見通し: 経済ならびに株式市場とも、順調な展開を予想
経常収支が黒字であるフィリピン経済のファンダメンタルズは、引き続き良好と評価できます。また、官民連携(PPP)事業の実行により今年は政府支出が増えると予想されており、これも成長を促進する要因になると見込まれます。従って、欧州などで景気が更に悪化したとしても、フィリピン経済は引き続き内需主導で成長を遂げられると期待されます。株式市場も、好調な国内経済や企業業績を評価して、今後も堅調な相場展開を辿ると見込まれます。当ファンドは、引き続き、不動産セクターや銀行セクター、インフラ関連セクターなどを中心に組み入れていく予定です。

下記のウェブサイトに、さらに詳しいデータが掲載されています。
http://www.capital-am.co.jp/products/pdf/firipinkabu_getsuji.pdf

フィリピン株式にご興味のある方は、下記のウェブサイトに掲載している証券会社から投資できます。
http://www.capital-am.co.jp/products/popup04.html

<フィリピンリタイアメント情報>
ハッピー・リタイアメント・イン・フィリピンもご参照ください。
http://www.cityac.com/happyrt/index.html

<退職ビザ、現地の視察>
バロントラベル マニラオフィス :担当 伊藤にご連絡ください。
メールアドレス: ito@barontravel.jp

その他、フィリピンリタイアメントについては、下記までご連絡ください。
ehaya001@hotmail.com

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