<フィリピンのフランチャイズビジネス>
 
前々回のメールマガジンで紹介したフランチャイズビジネスについて
読者からの質問で多いのが
1)最初にいくらかかるのか?
2)どの程度の期間で初期の投資金額を回収できるのか?
3)日本人で本当に経営が可能なのか?
の3つです。
 
1)についてはフランチャイズによって大きく異なります。
高いものでは1000万円程度かかります。逆に安いのなら
数十万円から可能です。
正確にいえば、「まず予算はいくらですか?」という質問
ありき、という感じです。
 
2)については、場所・立地が一番重要です。
よくある失敗は、「自分の知り合いの土地を活用したいので」
というアプローチです。
自分の知り合いの土地がたまたま好立地であればよいのですが
そんなことはまれです。
まず、予算に応じてフランチャイズを決めたら、じっくり時間
をかけて場所を選ぶことです。
 
3)については、結構難しいところがあります。
一番の問題は、言葉です。
英語でスタッフにある程度指示ができないと経営はうまく
いきません。この問題はどうしても付きまといます。
 
また、タガログ語で指示はできても、フランチャイザーとの
契約は英語になります。ある程度の英語力はいずれにせよ必要と
なります。
 
この点、「英語ができなくても経営したい」という場合、本当に信頼
できるパートナーが必要となります。しかし、残念ながらこのような
パートナーを見つけるのが非常に難しいのが実情です。
 
この部分を解決するために、現在「投資組合」のようなものを作る計画
をしています。具体化したらまたこのメール・マガジンで紹介させて
いただきます。
 
ただし、日本国内では「金融商品販売法」や「出資法」があるのですが、
「日本国外なのでこれらの法律ではカバーされない」という点を投資家
にも覚悟していただく必要があります。
契約書の整備を含め、解決すべき問題がかなりあるようです。
 
しかし、潜在的な需要は非常に大きいようですので、合法的かつ
投資家も納得できるようなスキームを考えたいと思っています。


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