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山本五十六の話 (2005/12/12)

12月8日はいつも第二次大戦の真珠湾攻撃の話が、新聞にもTVにも出てきます。

今回は山本五十六海軍提督の開戦ぎりぎりまでの戦争回避の努力の話がNHK のーそのとき歴史が動いたーの番組で2回にわたって放映されました。

私は今日本で大きな問題になっている耐震データの偽造問題、そして小学一年生の下校中に誘拐されて殺されている問題に結びつけて=日本人の特徴=!を考えてみたいと思います。

山本元帥は総司令官になる前にはアメリカに2年も滞在されて、アメリカの大きさ、特に工業力の素晴らしさ、勿論軍事力の偉大なこと、民間の生活の豊かさにも直接肌で触れていました。そして、日本がいくらがんばってもアメリカと戦争したらまったく勝てる相手でないことを、十分に知っていました。

昭和16年の12月1日が和平交渉の最後の日になり、7日のハワイ出動まで、ぎりぎり行動開始の停止を願ってがんばったのでしたが、日本の大勢の意見、に押されて戦争に踏み切らざるを得なかったようです。

こういう行動を見ていると、日本にも優れた有識者は相当いるようですが、何しろ農耕民族の習性というか、長いものには巻かれろ!スタイルの日本人の多いことは私自身も50年日本で生活して、会社を経営していやというほど知らされました。

下手に反対すると、村8分という仲間はずれの厳しい処置が待っていて、自分だけでなく家族まで生活のできなくなるような厳しい措置です。

日本全体が大騒ぎしている今回の耐震データの偽造問題、そして事件が起きないと騒がない、子供の誘拐、そして殺人事件、いずれも日本人の心の奥に潜んだ根深い欠点であるように考えます。

アメリカではこういうことはまるで考えられません。ビルの検査などは私も耐震工事を1,500万円も出して行いましたので、その検査に8回ぐらい立ち会いましたが、それはそれは厳しい検査でした。

勿論工事に入る前にも設計の段階で役所に提出する青図の審査も約3ヶ月も費やしてOKが出るのです。少しでもおかしいところがあれば何回でも修正が要求されます。こういう具合にして耐震対策が採られるので、市民も安心して生活できるのです。

子供の学校に登校、下校のやり方はまったく日本のやり方は、アメリカでは驚きのきわみです。アメリカでは16歳になるまでは親が子供の面倒を100%見る義務があります。親が車で送るか、学校のスクールバスで迎えに来るところまで付いていくかです。行きも帰りも同じです。ですから日本で起きたような事件はまったく考えられません。

日本は時々こういう恐ろしい事件が、忘れたころに起きます。そのたびに大騒ぎはするのですが、アメリカのように基本的な予想対策はしないですぐ忘れてしまいます。これもひとつの悪い国民性でしょうか?

さて、私が今日本の方たちにお世話しているアメリカ移住のためのビザの申請もやはり日本の国民性で、なかなか前向きに動きません。良いということは分かっていても、決断ができないのです。

周りの反対が少しでもあると〔そんな無謀なこと!をどうしてするの?などといわれると〕もうそこで話は終わりです。山本五十六さんのような人を歓迎します。

ショーン関